あらすじ

人は亡くなったのなら、天国に行けるのか? 

地獄に行ってしまうのか?

 

自分が亡くなったら、亡くなった会いたい人に会えるのだろうか?

もしかすると男女別々の天国なのかもしれない。

そもそも天国は存在しないかもしれない。

 

これは天国の物語。

いや、天国の先のお話。誰もが自分が自分として生まれてきた理由を実は知っている。

知っていても思い出せないだけだとしたら・・・・・・?

 

そんなことを言っているとまた、「生の世界」に仙堂 一(せんどう はじめ)という男がやってきた。

 

仙堂はある男の子を助けて亡くなった。

ある出来事がおきて、ふいに亡くなってしまった自分に仙堂は戸惑いを隠せなかった。

生まれるというスタートしてから苦悩を経て、死というゴールを迎えた仙堂。

生まれて亡くなる・・・・

一度だけスタートして、一度だけゴールを迎えると思っていた。

そんな仙堂が今、生の世界という世界に足を踏み入れた。

 

亡くなってからの世界に今、仙堂一はいる。